2016年11月21日

博多座 十一月花形歌舞伎「石川五右衛門」

 これ、もっと脚本を整理してきっちり練り直すとこからやり直した方がいいんじゃなかろうか?

 一つ一つのネタを深く掘り下げず雑に触ったなりで話をどんどん進めていくから、登場人物たちが何を考えて何を思いながら行動しているのかちっとも感じられない。登場人物たちの内面が見えてこないから、彼らの行動のわけや意味もなんだかうすぼんやりしてる。右近さんの秀吉なんて大きくて面白いキャラクターだったのにもったいない。大詰の五右衛門とワンハンの対決の成り行きの唐突さなんて、客席もどう受け取ったらいいかわかんなくて半笑いだったぞ。

 さほど長くはない上演時間、薄っぺらいストーリーの割にはラストのお祭りシーンがムダに長くてムダににぎやか。ねぶた出しときゃ盛り上がるんじゃねぇか?的な演出は何だか腹立たしい。演歌歌手が余技で見せる時代劇や歌謡ショーならこれで十分以上かもしれない。でも私はたっかいチケット代払って歌舞伎を観に来ているのだ・・・。
ラベル:歌舞伎
posted by sweet_pea at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌舞伎観劇の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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