2017年06月15日

中村橋之助改め八代目中村芝翫襲名披露 六月博多座大歌舞伎 夜の部

【信州川中島合戦】輝虎配膳
 長尾輝虎(後の上杉謙信)が武田信玄の軍師山本勘助を味方にするために画策!

 直江山城守の妻で勘助妹・唐衣(児太郎さん)、勘助母・越路(魁春さん)、勘助妻・お勝(菊之助さん)三人の女たちがそれぞれに美しくて魅力的なお芝居でしたが、事前の勉強不足で全体としてはなんだかよくわからなかった。

 輝虎公(梅玉さん)女たちにやりこめられてブチ切れするような器の小ささで、この先の戦国を家臣を率いていけるんだろうか? それからあのいっぱい重ね着してた白小袖はなに? 頭の中で「好き〜?」「嫌〜い?」「嫌いじゃないけど、嫌いじゃないけど・・・」(ネタが古い)が流れてしまったんだけど・・・。

【祝勢揃壽連獅子】
 襲名の舞台で親子四人が獅子の姿を見せるとやっぱりクるものがありますぅ〜。

 獅子の毛振り。最初はゆったり目のテンポで見事に美しく四人揃っていたのが、だんだんとスピードを上げてそれぞれ力いっぱいにものすごい勢いで毛をブン回す子獅子たち! 勇ましい! その意気やよし!

 間狂言もよく見る二人の僧のやりとりが滑稽な宗論ではなくて、二人の師僧や文殊菩薩まで登場する豪華版。後見をつとめる一門のみなさんの姿勢や動作も美しく、清々しい一幕でした。

【幸助餅】
 雷五良吉・亀鶴さん素敵だった〜。実は、最近テレビの舞台放送やお写真で見る亀鶴さんが激太りしているようだったので、見るのがちょっと怖かったのですが・・・、三階席からオペラグラスなしで観たせいか、関取というお役&拵えのせいか、それともダイエットなさったのか、さほどぽっちゃりは気になりませんでした。いや、亀鶴さんやっぱり男前。

 かつて自分を贔屓にしてくれた旦那・幸助を陰ながら一途に健気に支え見守る雷。純情で気の優しい力持ちの大男(そして男前)・・・っいいっ。

 んで、主役の幸助さん・・・この幸助さんとか『恋飛脚大和往来』の忠兵衛さんとか・・・やたらと「愛され力」の高い「社会人としてちゃんとしてないダメ男」というのが私はどうにも苦手で・・・。観てるとイライライライラしてしまうんですよぅ。こういう男の魅力を味わえるようにならないと観ても楽しめない芝居がある・・・、と目下の悩みの種であります。
ラベル:歌舞伎
posted by sweet_pea at 21:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌舞伎観劇の記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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