2017年11月06日

スーパー歌舞伎U『ワンピース』再演

 東京に出発する直前に観劇予定を追加したりして、結局一週間の東京滞在中、演舞場にほぼ日参していたのだけど、何度観ても泣く。何度観ても震える。

 左腕のお怪我で、猿之助さんの姿は舞台の上にはなかったのだけど、ファンに向けておくってくれたメッセージにあった『この舞台は猿之助そのものです』という言葉どおり、舞台のそこここに猿之助さんの存在が感じられて、たしかに猿之助さんはそこにいて、何度も涙があふれた。(これ書きながらまた涙ぐんでる。)舞台の上の皆はそんな猿之助さんの存在とともに極上の舞台をみせてくれた。

 もともと見せ場しかない舞台だったのに、さらにスピードアップ、バージョンアップされた舞台上では、それぞれさらに魅力を増した登場人物たちが同時多発的に見せ場を演じ、もぉ〜〜〜どこを見ればいいのか迷うっっっ!!! 猿之助さん、盛り込みすぎっ。360度同時に感知可能な目と脳がほしい。

 キャラクターのビジュアルはほとんど変わらないのに、昨年、博多座で観たときよりもどことなく歌舞伎味が濃くなっているように思うのは、先の公演ではかなり原作に寄せていた『ワンピース』を、出演者それぞれがぐっと自分のフィールドに引き込んで演じるようになったからでしょうね。

 代役でルフィをつとめる尾上右近さん、日に日にキラッキラの輝きが鮮やかになっていってワクワクした。そしてまた大きな大きな存在感で舞台を支えてくれていたのが白ひげを演じる右團次さん。この『ワンピース歌舞伎』でひとまわりもふたまわりも大きく花開いた若手たちが、風をいっぱいにうけて船を前進させる帆だとしたら、右團次さんは一味の船をしっかりとささえる竜骨。おつるさんの門之助さん、ニョン婆の笑三郎さん、ジンベエの猿弥さん、大人たちの存在は物語の中でも舞台の上でも心強かった。

 ああ、演舞場では今もあの素敵空間が出現しているのですね。


右近ルフィ.jpg


 10月30日の昼の部を観てから帰途についたのだけど、その日の夜公演のカーテンコールに猿之助さんサプライズ登場! 新幹線の中で友人からのメールを観て「ウォ〜!」と胸の中で吠えた。わずかの差で猿之助さんの姿を直接みることができなかったのは残念だけど、元気なお姿で舞台に帰ってきれくれてよかった。本当〜っによかった(涙)。

 細かい感想はまた後日。
posted by sweet_pea at 21:36| Comment(0) | ワンピース歌舞伎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。