「さらい屋五葉」
オノ・ナツメ
近所の本屋で見つからずネット書店で注文していた
「五葉」が届きました。帯には「艶色大江戸裏稼業」の文字。
「リストランテ・パラディーゾ」
の
「老眼鏡紳士がおもてなし」といい、帯のアオリ文句が秀逸だなぁ。
腕は立つが、お人よしの上めっぽう気が弱い浪人の
秋津政之助は、用心棒の仕事をクビになりへこんでるところを、不思議な凄みと余裕を感じさせる遊び人風の男・
弥一に声をかけられる。
弥一に用心棒として雇われた
政だったが、
弥一の正体は人さらいを生業とする
「五葉」という一味の頭で・・・。
身体はでかいくせに猫背で上目遣いで、ぼ〜っとしてて、人が良くて、泣きそうな顔と「ござる、ござる」という口調が可愛い
政。謎が多く、クールな目力が不思議な色気を放つ
弥一。この二人もいいけど、すっきり剃った月代に縞の着物が粋な「五葉」の一味・飾り職人の
松吉が気になる。江戸の男は青々と月代剃ってなきゃ!
それにしても・・・
政の「ござる」は可愛い。
「喰うものはないでござる」
「それがし、蕎麦の喰い方が上手くないでござるので・・・」
「前に出たら危ないでござるぞ!」
「恥ずかしいでござる」
「それがし・・・来るでござる・・・!」
「馳走になったでござる」
「役に立てたら良いと思うでござる」
このぎくしゃくした「ござる」〜放っておけないわぁ。確信犯的なんだろうなぁ。
この巻では
政之助の剣の腕を見せる殺陣のシーンはちょっと迫力不足でうまく逃げられた感があるけど・・・今後、格好いい
政の姿を見られる機会はあるかなぁ。
弥一や「五葉」の一味の抱える「事情」はこれから明らかになっていくのか? 気弱な
政はどう変わっていくのか? 本当のドラマはこれからって感じですね。
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posted by sweet_pea at 23:43|
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